【初心者向け】Advanced Custom Fields（ACF）の基本と使い方をわかりやすく解説
Contents
導入
WordPressで投稿や固定ページをもっと自由にカスタマイズしたいと思ったことはありませんか？「Advanced Custom Fields（以下、ACF）」は、そんな希望を叶える強力なプラグインです。この記事では、ACFの導入からカスタムフィールドの作成・表示方法、よく使うフィールドタイプまでを初心者にもわかりやすく紹介します。
1. ACFとは何か？
ACFは、WordPressのカスタムフィールド機能を強化するプラグインで、直感的なUIで多様なフィールドを簡単に追加できます。フリーバージョンでも十分な機能が備わっており、コードが苦手な方にも扱いやすいのが特徴です。
2. ACFのインストールと有効化
- WordPress管理画面の「プラグイン > 新規追加」をクリック
- 検索窓に「Advanced Custom Fields」と入力
- 該当プラグインをインストールし、「有効化」ボタンをクリック
これでACFが使用可能になります。
3. カスタムフィールドの作成手順
a. フィールドグループの作成
「カスタムフィールド > フィールドグループ」から新規追加をクリック。タイトルを設定し、表示条件（例：投稿タイプが「投稿」のとき）を設定します。
b. フィールドの追加
「フィールドを追加」ボタンから、任意のフィールドを作成します。例えば、商品名（テキスト）、発売日（日付）、レビュー（テキストエリア）など。
c. フィールドグループの保存
設定が終わったら「公開」ボタンで保存。条件に合致する投稿タイプに自動で表示されます。
4. フロントに表示する方法（PHPコード例）
作成したカスタムフィールドの内容は、get_field()関数を使ってテンプレートファイルに表示できます。
<?php echo get_field('custom_field_name'); ?>未入力時の条件分岐も可能です：
<?php if (get_field('custom_field_name')): ?>
<p><?php echo get_field('custom_field_name'); ?></p>
<?php endif; ?>5. よく使うフィールドタイプと使用例
| フィールドタイプ | 使用例 |
|---|---|
| テキスト | 商品名、著者名、肩書きなど |
| 画像 | サムネイル代替、スタッフ写真 |
| セレクト | ステータス、ジャンル |
| リピーター（※Pro版） | FAQリスト、料金表など |
※リピーターやフレキシブルコンテンツなどの一部高機能フィールドは、ACF Pro（有料版）でのみ利用可能です。
6. ACFを使う上での注意点
- テーマを変更すると表示コードも調整が必要
- フィールド名は英数字で付けるのがおすすめ
- 柔軟コンテンツやギャラリーなどの一部機能はPro版限定
まとめ
ACFは、WordPressを「ただのブログ」から「本格的なCMS」へと進化させるツールです。シンプルなUIと柔軟な表示方法で、初心者でも安心して使えるのが魅力。まずはテキストや画像から試し、慣れてきたらリピーターやPro機能にも挑戦してみましょう！
👉 カスタムフィールドの活用アイデアについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。