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【WordPress】get_header()・get_footer()などのテンプレートタグまとめ＋include/requireとの違いも解説！

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WordPressのテンプレートタグ「get_header()」「get_footer()」の使い方をまとめたタイトル画像
WordPressのテンプレートタグ「get_header()」「get_footer()」などの基本的な使い方をまとめた記事のアイキャッチ画像

WordPressでテーマ開発をしていると、get_header() や get_footer() をはじめとするテンプレートタグは非常によく使われます。
また、PHPの include() や require_once() でもファイルを読み込むことができますが、これらはどう違うのでしょうか？

この記事では、WordPressのテンプレートタグの使い方と、PHP標準関数との違いをわかりやすくまとめてご紹介します。

テンプレートタグまとめ

get_header()

<?php get_header(); ?>
  • header.php を読み込む
  • ページ上部（<head>やナビゲーション）によく使用される
  • 引数を指定すると header-○○.php を読み込むことも可能

get_footer()

<?php get_footer(); ?>
  • footer.php を読み込む
  • フッター共通部分に使う
  • get_footer('sub') → footer-sub.php を読み込む

get_sidebar()

<?php get_sidebar(); ?>
  • サイドバー領域の共通パーツを読み込む（sidebar.php）
  • get_sidebar('shop') → sidebar-shop.php などで切り替え可能

get_template_part()

<?php get_template_part('content', 'single'); ?>
  • content-single.php や content.php を読み込む
  • ループ内で記事レイアウトを切り分けたいときに便利
  • 再利用性の高いテンプレートパーツにおすすめ

locate_template() + load_template()

<?php
$template = locate_template('components/banner.php');
if ($template) {
    load_template($template);
}
?>
  • より柔軟にテンプレートファイルを探して読み込める
  • 条件分岐と組み合わせてカスタムな動きが可能
  • 子テーマ対応などにも使われる

2. PHPの include() / require() との違い

項目WordPressテンプレートタグinclude()/require()
WordPressのテーマ構造と連携◎（子テーマ対応など）×
条件付きテンプレート読み込み◎（get_template_part など）△（条件分岐は可能だが手動）
エラーハンドリングget系は失敗しても止まらないrequire系は失敗するとエラー
テーマ階層への対応◎（locate_template使用）×（指定したパスのみ）
推奨度◎（WordPress開発推奨）△（補助的に使用）

include()

<?php include('parts/banner.php'); ?>
  • 指定したパスのファイルを読み込む
  • ファイルが見つからないと warning が出るが処理は継続

require_once()

<?php require_once('functions/custom.php'); ?>
  • 一度だけ読み込む（重複読み込み防止）
  • ファイルが見つからないと fatal error で処理停止

3. 結論：テーマ開発にはテンプレートタグが基本！

PHPの include() や require() は便利ですが、WordPressのテーマ開発においては get_header() などのテンプレートタグを使うのが基本です。

理由は以下の通り：

  • テーマ階層・子テーマに対応している
  • 管理画面からのカスタマイズやプラグイン連携に強い
  • 他の開発者との協業でもルールが明確になる

まとめ

使用場面推奨関数
header.php を読み込みたいget_header()
再利用可能なパーツを使い回したいget_template_part()
テンプレートファイルの場所を柔軟に指定したいlocate_template() + load_template()
単純なPHPファイル読み込みinclude() や require_once()（補助的に）

参考リンク

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