WordPressでメタタイトル・ディスクリプションを設定する方法【SEO対策】

WordPressでブログやサイトを運営していると、SEO対策の一環として「メタタイトル」や「メタディスクリプション」を適切に設定したくなりますよね。
本記事では、WordPressでメタタイトル・ディスクリプションを設定する基本的な方法を解説します。プラグインを使う方法と、自作テーマなどでテンプレートに直接記述する方法の両方に対応しています。
Contents
メタタイトル・メタディスクリプションとは?
- メタタイトル(titleタグ):検索結果に表示されるページのタイトル。
- メタディスクリプション(descriptionメタタグ):検索結果の下に表示される説明文。
これらは検索順位を直接左右するわけではありませんが、クリック率(CTR)を向上させる重要な要素です。
方法①:SEOプラグインを使う(初心者〜中級者向け)
WordPressでは、以下のようなSEOプラグインを使うことで、簡単にメタ情報を設定できます。
おすすめプラグイン
- Yoast SEO
- All in One SEO
- The SEO Framework
例:Yoast SEOでの設定方法
- プラグインをインストール・有効化
- 投稿・固定ページの編集画面を開く
- 投稿の下部にある「Yoast SEO」メタボックス内で、
- SEOタイトル(titleタグ)
- メタディスクリプション(descriptionメタタグ)
- を入力
- 変更を保存・公開
メリット:
- 簡単で直感的に使える
- カスタム投稿タイプやアーカイブにも対応
方法②:テーマに直接コードを書く(中級者以上向け)
自作テーマや独自カスタマイズをしている場合は、header.php
やfunctions.php
に直接記述することで対応できます。
titleタグの設定(WordPress 4.1以降)
WordPress 4.1以降は、<title>
タグをfunctions.php
内で add_theme_support( 'title-tag' );
を記述することで、wp_head()
に自動的に出力されます。
// functions.php
add_theme_support( 'title-tag' );
カスタマイズしたい場合は、以下のフィルターを使います:
function custom_wp_title( $title ) {
if ( is_singular() ) {
$title = get_the_title() . ' | ' . get_bloginfo( 'name' );
}
return $title;
}
add_filter( 'pre_get_document_title', 'custom_wp_title' );
メタディスクリプションの設定
// header.phpなど、<head>内に記述
<?php
if ( is_singular() ) {
$description = get_the_excerpt();
} else {
$description = get_bloginfo( 'description' );
}
?>
<meta name="description" content="<?php echo esc_attr( $description ); ?>">
必要に応じて get_field()
(Advanced Custom Fields)などで個別に設定することも可能です。
注意点:descriptionタグの最適化
- 推奨文字数は 120~160文字程度
- キーワードを無理に詰め込まない
- ユーザーがクリックしたくなる内容を意識する
まとめ
方法 | 難易度 | 柔軟性 | おすすめ対象 |
---|---|---|---|
SEOプラグイン | ★☆☆ | ★★☆ | 初心者〜中級者 |
コード記述 | ★★★ | ★★★ | 中級者以上・自作テーマ利用者 |
メタ情報の設定は、検索結果の第一印象を決める非常に重要な要素です。あなたのWordPressサイトに合った方法で、ぜひ最適化してみてください!