WordPressを守る!セキュリティ対策まとめ【初心者向け】

WordPressを守るセキュリティ対策のイメージ
WordPressを安全に使うためのセキュリティ対策をわかりやすく解説!

WordPressは世界中で利用されている人気のCMSですが、その分、サイバー攻撃の対象にもなりやすいという現実があります。

「まだアクセス数も少ないし、大丈夫でしょ」と思っている方こそ要注意!悪意ある攻撃者は、規模の大小を問わず、自動化されたツールで無差別に攻撃してくるのです。

今回は、初心者でもすぐにできるWordPressのセキュリティ対策をわかりやすくまとめました。

なぜWordPressのセキュリティ対策が必要なのか?

WordPressサイトが狙われる主な理由は以下の通りです。

  • 世界的に利用者が多く、攻撃の「効率」が良い
  • セキュリティ対策が甘いサイトが多い
  • プラグインやテーマの脆弱性が狙われることがある

被害に遭うと、サイト改ざん・個人情報の漏えい・検索エンジンからのペナルティなど、深刻なダメージにつながることも…。

初心者向け!7つの基本セキュリティ対策

1. WordPress・テーマ・プラグインを常に最新に保つ

古いバージョンには脆弱性がある可能性があるため、定期的なアップデートは基本中の基本です。

  • 自動更新の設定を活用する
  • 使用していないプラグイン・テーマは削除する

2. ログインURLを変更する

WordPressの初期状態では、ログインURLが「/wp-login.php」や「/wp-admin」と分かりやすいため、攻撃対象になりやすいです。

👉 プラグイン「WPS Hide Login」などを使って、ログインURLをカスタマイズしましょう。

3. 強力なユーザー名・パスワードを設定する

「admin」や「123456」といった簡単な組み合わせは避けましょう。

  • ユーザー名に「admin」は使わない
  • パスワードは英数字・記号を含めた12文字以上が理想
  • パスワード管理アプリを活用するのも◎

4. ログイン試行回数を制限する

総当たり攻撃(ブルートフォースアタック)を防ぐには、ログイン試行回数の制限が効果的です。

👉 プラグイン「Limit Login Attempts Reloaded」などで設定可能です。

5. 信頼できるテーマ・プラグインのみを使用

無料でも、怪しいサイトからダウンロードしたテーマやプラグインにはマルウェアが含まれている可能性があります。

  • WordPress公式ディレクトリや実績のある提供元からのみ入手
  • 長期間更新されていないものは使用を控える

6. セキュリティプラグインの導入

手軽にセキュリティを強化するには、セキュリティ系プラグインの活用がおすすめです。

代表的なプラグイン:

  • All in One WP Security & Firewall
  • Wordfence Security

どちらもファイアウォール・ログイン保護・ファイル変更検知など多機能です。

7. 定期的なバックアップを取る

万が一、サイトが改ざん・破損した場合に備え、バックアップは必須です。

👉 プラグイン「BackWPup」や「UpdraftPlus」などで自動バックアップの設定をしましょう。

さらに余裕があれば取り組みたい中級者向け対策

  • SSL化(https対応):通信の暗号化で盗聴防止
  • 二段階認証の導入:Google Authenticatorなどと連携
  • ファイルのパーミッション設定:不必要な書き込み権限を制限

まとめ:まずはできることから始めよう!

WordPressのセキュリティ対策は、「何もしない」のが一番危険です。とはいえ、最初から完璧を目指す必要はありません。

まずは、

  • WordPressの更新
  • 強いパスワードの設定
  • ログインURLの変更
  • バックアップの設定

この4つを確実に押さえるだけでも、大きなリスク軽減になります。

あなたの大切なサイトを守るために、今日からセキュリティ対策を始めてみましょう!

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