初心者でも安心!安全なWordPressカスタマイズの基本

WordPressの管理画面を操作している女性が、カスタマイズ設定を行っている様子のイラスト。上部には「WordPressカスタマイズの基本 初心者でも安心」という日本語テキスト入り。
初心者でも安心して取り組める、WordPressカスタマイズの基本をわかりやすく紹介。

WordPressは「テーマ」や「プラグイン」を使えば、簡単に自分好みのサイトを作れる便利なCMSです。しかし、より自分らしいサイトに仕上げるために「カスタマイズ」に挑戦したくなることもありますよね。

この記事では、WordPress初心者でも安心して取り組めるカスタマイズの基本と、安全に進めるためのポイントを分かりやすく解説します。

1. カスタマイズ前に必ずバックアップを!

まず絶対にやっておきたいのが「バックアップ」です。万が一失敗しても元に戻せるように、事前にサイト全体のバックアップを取りましょう。

🔗 【初心者向け】BackWPupでWordPressサイトをバックアップする方法

おすすめのバックアップ方法

  • プラグインを使う:UpdraftPlus、BackWPupなど
  • サーバーの自動バックアップ機能:利用しているサーバーにあるか確認

2. 子テーマを使って安全にカスタマイズしよう

WordPressのカスタマイズでありがちな失敗が、親テーマを直接編集してしまうこと。これをやってしまうと、テーマのアップデートで変更が消えてしまいます。

🔗 👉 子テーマの作り方|WordPress初心者向け完全ガイド

子テーマとは?

親テーマをベースに、自分だけの変更を加えられる「安全なカスタマイズ環境」です。

3. カスタマイズできる場所と方法

WordPressでは、以下のような場所を編集してカスタマイズできます。

カスタマイズ項目方法注意点
CSSの見た目外観 > カスタマイズ > 追加CSSテーマが変わっても一部維持可能
テンプレートのHTML構造子テーマのpage.phpなどPHPの知識が少し必要
機能の追加functions.phpの編集文法ミスに注意!真っ白になることも
管理画面や投稿タイプの変更プラグインの利用カスタム投稿タイプ・カスタムフィールドなど

4. よく使う安全なカスタマイズ例

初心者でも取り入れやすい、おすすめカスタマイズ例を紹介します。

  • 投稿ページの下にSNSボタンを追加
  • 管理画面から不要なメニューを非表示にする
  • Google Fontsを読み込む
  • 記事の最終更新日を表示する

🔗 👉 WordPressでfunctions.phpを使ったカスタマイズ実例5選

5. functions.phpを編集するときの注意点

functions.phpはサイトの心臓部ともいえる重要なファイル。編集ミスがあるとサイトが真っ白になることも…。

🔗 👉 WordPress初心者でも安心!functions.phpの使い方と注意点

安全に編集するには?

  • FTP接続できる環境を準備
  • エディタはVS Codeなど信頼できるものを使う
  • 事前にバックアップを取る
  • 編集後はすぐに動作確認をする

6. プラグインで簡単にカスタマイズするのもアリ

PHPやHTMLに自信がない場合は、プラグインの活用もおすすめです。

初心者におすすめのプラグイン

  • Code Snippets:functions.phpの代わりに安全にコードを追加
  • Customizer Export/Import:カスタマイズの設定を保存&復元
  • Simple Custom CSS and JS:CSSやJavaScriptを追加

7. カスタマイズ時のトラブルを回避するために

カスタマイズに挑戦する際は、トラブルが起きたときにどう対処するかも重要です。

  • サイトが真っ白になったときは、FTPでfunctions.phpを元に戻す
  • プラグインの競合で不具合が出たら、無効化して様子を見る
  • カスタマイズ後に表示が崩れたら、キャッシュの削除を試す

🔗 👉 WordPressが真っ白になったときの対処法まとめ

8. 最後に:焦らず、少しずつ慣れていこう

WordPressのカスタマイズは、やればやるほど楽しくなる世界です。しかし、無理して一度にやろうとすると失敗の元。最初は「ちょっと色を変えてみる」程度から始めて、少しずつ知識を積み重ねていくのがおすすめです。

安全第一で、あなたらしいWordPressサイトを作っていきましょう!

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