functions.phpの編集前にやるべき5つの準備【初心者向け】

WordPressでサイトをカスタマイズする際によく使われるのが、functions.phpの編集です。ただし、ほんの少しのミスでも画面が真っ白になる「致命的エラー」につながるため、編集前の準備がとても重要です。
この記事では、functions.phpを安全に編集するために、事前にやっておくべき5つの準備をご紹介します。
Contents
1. 子テーマを作成して有効化する
まず最初に行うべきなのは、子テーマの作成です。親テーマのfunctions.phpを直接編集してしまうと、テーマのアップデート時に変更が上書きされてしまいます。
子テーマを使えば、親テーマのアップデートの影響を受けず、安全にカスタマイズができます。
👉 詳しくは
WordPress子テーマの作り方と使い方【初心者向けガイド】
2. サイト全体のバックアップを取る
functions.phpの編集は、PHPエラーが起きるとサイト全体が真っ白になる可能性があります。そのため、事前にバックアップを取っておくことは必須です。
おすすめは、無料プラグインの BackWPup を使う方法です。数クリックで簡単にバックアップができます。
👉 設定方法はこちら
BackWPupでWordPressサイトをバックアップする方法【初心者向け】
3. FTP接続の準備をする
万が一エラーが出てWordPressの管理画面にアクセスできなくなった場合、FTP接続ができる状態にしておくと安心です。
おすすめのFTPソフトは FileZilla や WinSCP。事前に接続設定を済ませておき、wp-content/themes/
フォルダにアクセスできるようにしておきましょう。
👉 関連記事:
WordPressが真っ白になったときの対処法まとめ【初心者向け】
4. functions.phpのバックアップを別ファイルで保存
functions.phpの元ファイルをコピーしてメモ帳などに保存しておくことで、万が一問題が起きてもすぐに元に戻すことができます。
編集前にファイル全体をコピーして、日付つきのファイル名で保存しておきましょう。
5. 編集は「コードエディタ」+「コピー&ペースト」で
functions.phpの編集は、WordPress管理画面内ではなく、VS Codeなどのコードエディタを使いましょう。これにより構文エラーの発見や、インデントの管理がしやすくなります。
また、編集するコードは一度ローカルで試してからコピー&ペーストで貼り付けるのがおすすめです。
まとめ:事前準備でfunctions.php編集は怖くない!
functions.phpの編集は便利な反面、慎重に行わないとトラブルの原因になります。今回紹介した5つの準備をすべて行っておけば、万が一の際にもすぐに対応できるはずです。
✅ 子テーマを使う
✅ サイト全体をバックアップ
✅ FTP接続を確認
✅ 編集前のコードを保存
✅ 安全な編集方法を徹底
これらを実践して、安心・安全にWordPressサイトをカスタマイズしていきましょう!