CSSで文字装飾をマスター|font・color・text系プロパティ解説

Webデザインで「文字の見た目」を整えることは、読みやすさや印象を左右する非常に重要なポイントです。
この記事では、CSSで文字装飾を行うための基本プロパティ — font・color・text系プロパティ — を丁寧に解説します。
CSS初心者の方でも、この記事を読めば文字装飾を自在に操るスキルが身につきます。
Contents
1. 文字装飾の基本構造を理解しよう
CSSで文字を装飾する場合は、HTMLのテキスト要素(例:<p>、<h1>、<span>など)に対してスタイルを指定します。
HTML
<p class="text">こんにちは、世界!</p>CSS
.text {
color: #333;
font-size: 18px;
font-weight: bold;
}このように、文字の色・大きさ・太さなどを指定していくことで、見た目を自由にコントロールできます。
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2. colorプロパティで文字色を指定
最も基本的な文字装飾が「文字色」です。colorプロパティを使うことで、文字の色を指定できます。
p {
color: red;
}🔹 よく使う指定方法
| 指定方法 | 記述例 | 説明 |
|---|---|---|
| カラー名 | color: blue; | 一般的な色名を指定 |
| 16進数 | color: #ff6600; | Webで最もよく使われる指定方法 |
| RGB | color: rgb(255, 102, 0); | 3色を数値で指定 |
| RGBA | color: rgba(255, 102, 0, 0.8); | 透明度も指定可能 |
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3. font系プロパティで文字のスタイルを整える
文字の種類・大きさ・太さ・スタイルをまとめて管理できるのがfont系プロパティです。
3-1. font-family(フォントの種類)
p {
font-family: "游ゴシック", "Yu Gothic", sans-serif;
}フォント名を複数指定しておくことで、環境に応じて自動で代替されます。
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3-2. font-size(文字サイズ)
p {
font-size: 16px;
}単位はpx以外にも、em・rem・%などがあります。
| 単位 | 例 | 特徴 |
|---|---|---|
| px | 16px | 固定サイズ |
| em | 1.2em | 親要素の文字サイズを基準 |
| rem | 1rem | ルート(html)の文字サイズを基準 |
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3-3. font-weight(太さ)
p {
font-weight: bold;
}数値で指定も可能です。
例:font-weight: 700;(boldと同等)
3-4. font-style(斜体)
p {
font-style: italic;
}3-5. fontプロパティの一括指定
複数のfont系プロパティをまとめて指定できます。
p {
font: italic bold 16px/1.5 "Yu Gothic", sans-serif;
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4. text系プロパティで文字の見た目をさらに調整
4-1. text-align(文字の配置)
p {
text-align: center;
}| 値 | 意味 |
|---|---|
| left | 左寄せ(デフォルト) |
| center | 中央寄せ |
| right | 右寄せ |
| justify | 両端揃え |
4-2. text-decoration(下線や取り消し線)
a {
text-decoration: underline;
}| 値 | 効果 |
|---|---|
| underline | 下線 |
| line-through | 取り消し線 |
| none | 線を消す(リンクの下線を消す時など) |
4-3. text-transform(大文字・小文字変換)
p {
text-transform: uppercase;
}| 値 | 効果 |
|---|---|
| uppercase | すべて大文字 |
| lowercase | すべて小文字 |
| capitalize | 先頭文字のみ大文字 |
4-4. letter-spacing / word-spacing(文字間隔・単語間隔)
p {
letter-spacing: 0.1em;
word-spacing: 0.3em;
}4-5. line-height(行間)
p {
line-height: 1.6;
}単位なしで指定すると「文字サイズ × 数値分の高さ」になります。
5. 実践:文字装飾を組み合わせてみよう
HTML
<p class="catch">
デザインは、文字から変わる。
</p>CSS
.catch {
color: #2c3e50;
font-family: "Hiragino Kaku Gothic ProN", sans-serif;
font-size: 24px;
font-weight: bold;
letter-spacing: 0.1em;
text-align: center;
text-transform: uppercase;
}このようにfont系・text系プロパティを組み合わせることで、
「シンプルだけど印象的」なテキストデザインを作ることができます。
6. まとめ
| カテゴリ | 主なプロパティ | 内容 |
|---|---|---|
| color | color | 文字の色を設定 |
| font系 | font-family / font-size / font-weight / font-style | フォント関連設定 |
| text系 | text-align / text-decoration / text-transform / line-height | テキスト配置や装飾 |
これらを覚えれば、Webサイトの印象を大きく左右する「文字装飾」の基本は完璧です。
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7. まとめコード
.text-style {
color: #333;
font-family: "Yu Gothic", sans-serif;
font-size: 18px;
font-weight: 600;
text-align: center;
line-height: 1.6;
letter-spacing: 0.05em;
text-transform: capitalize;
}このコードをベースに調整すれば、どんなWebサイトでもバランスの良い文字装飾が可能です。
💡ワンポイント
文字装飾は「やりすぎない」のがコツ。
色・大きさ・太さ・間隔を整えるだけで、シンプルでも印象的なデザインが完成します。

