JavaScriptの変数とは?基本から使い方まで解説

JavaScriptの変数の仕組みをイメージしたプログラミングのイラスト
JavaScriptの変数は、プログラムの中でデータを保存して再利用するための基本的な仕組みです。

JavaScriptは、Webサイトに動きを与えるためのプログラミング言語です。
そのJavaScriptを理解するうえで、最初に学ぶべき重要な概念が変数です。

変数は、プログラムの中でデータを一時的に保存し、再利用するための仕組みです。
Web制作では、ユーザー入力、計算結果、状態管理など、さまざまな場面で利用されます。

この記事では、JavaScriptの変数について以下の内容を基礎から解説します。

  • 変数とは何か
  • 変数の宣言方法
  • let / const / var の違い
  • 変数の命名ルール
  • 変数とデータ型の関係
  • 実務での基本的な使い方

JavaScriptを理解するための基礎として、体系的に整理していきます。

JavaScriptの変数とは

JavaScriptの変数とは、データを保存しておくための「名前付きの箱」のようなものです。

プログラムでは、数値や文字列などのデータを扱います。
変数を使うことで、そのデータに名前を付けて保存し、後から利用できます。

変数の基本例

let message = "Hello";
console.log(message);

このコードでは、次のような処理が行われています。

  1. message という変数を作る
  2. "Hello" という文字列を保存する
  3. console.log() で内容を表示する

このように、データを保存して再利用するための仕組みが変数です。

JavaScriptで変数を宣言する方法

JavaScriptでは、変数を作ることを変数宣言と呼びます。

主に以下の3つの方法があります。

  • let
  • const
  • var

現在のJavaScriptでは、主に let と const が使われます。

letを使った変数宣言

let は、値を後から変更できる変数です。

let score = 100;

score = 120;

この例では、score の値を後から変更できます。

特徴

  • 再代入ができる
  • ブロックスコープを持つ
  • 現代JavaScriptで最も一般的

constを使った変数宣言

const は、再代入できない変数です。

const siteName = "My Website";

一度代入した値は変更できません。

const siteName = "My Website";

siteName = "New Website"; // エラー

特徴

  • 再代入できない
  • 安全性が高い
  • 定数として使う

実務では、変更しない値は基本的に const を使うことが推奨されています。

varを使った変数宣言(現在は非推奨)

var は、古いJavaScriptで使われていた変数宣言です。

var count = 10;

しかし、var には次のような問題があります。

  • スコープが分かりにくい
  • 意図しない再宣言が可能
  • バグの原因になりやすい

そのため、現在のJavaScriptでは let と const を使うことが一般的です。

JavaScriptの基本構造については、以下の記事でも詳しく解説しています。

関連記事
JavaScriptの役割と基本構造

変数の命名ルール

JavaScriptでは、変数名にいくつかのルールがあります。

使用できる文字

変数名には以下が使用できます。

  • 英字
  • 数字
  • _(アンダースコア)
  • $

let userName;
let totalPrice;
let _count;

使用できないルール

次のような名前は使えません。

数字から始める

let 1user; // エラー

予約語を使う

JavaScriptには、あらかじめ意味が決まっている予約語があります。

  • if
  • for
  • function
  • return
let if = 10; // エラー

推奨される命名方法

JavaScriptでは キャメルケース が一般的です。

let userName
let totalPrice
let productCount

最初の単語は小文字、2つ目以降は大文字で始めます。

変数とデータ型の関係

JavaScriptの変数には、さまざまな種類のデータを保存できます。

主なデータ型は以下です。

データ型
数値100
文字列"Hello"
真偽値true / false
配列[1,2,3]
オブジェクト{name:"John"}

let number = 10;
let text = "JavaScript";
let isActive = true;

データ型については、以下の記事でも詳しく解説しています。

関連記事
JavaScriptのデータ型とは?基本から解説

変数の基本的な使い方

変数は、主に次のような場面で使われます。

値を保存する

let price = 1000;

計算に使う

let price = 1000;
let tax = 100;

let total = price + tax;

console.log(total);

条件分岐に使う

let age = 20;

if (age >= 18) {
  console.log("成人です");
}

条件分岐については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事
JavaScriptの条件分岐(if文)とは?基本から解説

配列やオブジェクトと組み合わせる

let user = {
  name: "Taro",
  age: 25
};

console.log(user.name);

配列やオブジェクトについては、以下の記事も参考になります。

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letとconstの使い分け

実務では、次のルールがよく使われます。

宣言方法使い方
const基本的にこちらを使う
let値が変わる場合
var基本的に使用しない

const taxRate = 0.1;
let totalPrice = 1000;

totalPrice = totalPrice * (1 + taxRate);

基本はconst、必要な場合のみletという使い分けが一般的です。

JavaScriptの変数を理解する重要性

JavaScriptの変数は、すべてのプログラムの基礎になります。

以下の機能は、すべて変数を前提として動作します。

  • 条件分岐
  • 繰り返し処理
  • 関数
  • オブジェクト
  • DOM操作

そのため、JavaScriptを学習する際は、変数の理解が最初の重要なステップになります。

JavaScriptの全体像については、以下の記事も参考になります。

関連記事
JavaScriptの役割と基本構造

まとめ

JavaScriptの変数は、データを保存して再利用するための仕組みです。

ポイントを整理すると次の通りです。

  • 変数は「データを入れる箱」
  • letconst を使って宣言する
  • 基本は const、変更する場合のみ let
  • わかりやすい名前を付ける
  • さまざまなデータ型を保存できる

変数を理解すると、JavaScriptの他の機能も理解しやすくなります。

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JavaScriptの理解をさらに深めるには、以下の記事もおすすめです。

これらを順番に学ぶことで、JavaScriptの基礎を体系的に理解できます。