【WordPress中級者向け】カスタムフィールドの活用アイデア5選｜サイトの自由度を一気に高めよう
WordPressで自作テーマを使っていると、「もう少し自由にコンテンツを制御したい」「管理画面からもっと細かくデータを入力できたら…」と感じることはありませんか？
そんなときに活躍するのが「カスタムフィールド」です。
本記事では、カスタムフィールドの具体的な活用アイデアを5つご紹介します。いずれも実用性が高く、ブログや企業サイト、ポートフォリオなど幅広い用途に応用できます。
Contents
1. アイキャッチ画像以外のサブ画像を表示したい
✅ 活用例：
- メインビジュアルの下に「詳細画像」や「裏面画像」などを追加
- 商品紹介ページでギャラリー風に見せる
🔧 フィールド名例：
sub_image, gallery_1, gallery_2 など
💡 実装ポイント：
<?php
$sub_image = get_post_meta(get_the_ID(), 'sub_image', true);
if ($sub_image):
echo '<img src="' . esc_url($sub_image) . '" alt="サブ画像">';
endif;
?>2. 投稿ごとのレビュー評価（5段階）を実装する
✅ 活用例：
- 書籍レビューや映画レビュー、商品比較記事に最適
- スターアイコンと連動表示させるとユーザビリティも◎
🔧 フィールド名例：
review_score
💡 実装ポイント：
<?php
$score = get_post_meta(get_the_ID(), 'review_score', true);
if ($score):
for ($i = 1; $i <= 5; $i++) {
echo $i <= $score ? '★' : '☆';
}
endif;
?>3. 外部リンクボタン付きの「参考URL」を表示
✅ 活用例：
- 公式ページへのリンク
- 関連資料やYouTubeなど外部メディアの紹介
🔧 フィールド名例：
reference_url, official_link
💡 実装ポイント：
<?php
$link = get_post_meta(get_the_ID(), 'reference_url', true);
if ($link):
echo '<a href="' . esc_url($link) . '" target="_blank" rel="noopener">公式サイトを見る</a>';
endif;
?>4. 投稿ごとに「担当者名」や「取材日」を入れる
✅ 活用例：
- 複数人でブログ運営している場合に便利
- コーポレートサイトの「スタッフブログ」でも活躍
🔧 フィールド名例：
author_name, interview_date
💡 実装ポイント：
<?php
$author = get_post_meta(get_the_ID(), 'author_name', true);
$date = get_post_meta(get_the_ID(), 'interview_date', true);
?>
<p>担当：<?php echo esc_html($author); ?>｜取材日：<?php echo esc_html($date); ?></p>5. 条件分岐で表示切り替え！「注目記事」フラグ
✅ 活用例：
- 特定の記事だけトップページで目立たせたい
- ラベルや色付きの見出しを自動表示
🔧 フィールド名例：
is_featured（値に “1” を設定）
💡 実装ポイント：
<?php
$featured = get_post_meta(get_the_ID(), 'is_featured', true);
if ($featured == '1'):
echo '<span class="badge">注目！</span>';
endif;
?>カスタムフィールドを使いこなして、WordPressをもっと自由に
カスタムフィールドを活用すると、記事ごとに細かい情報を追加・出力できるようになり、サイト全体の表現力や運用効率が一気に向上します。
Advanced Custom Fields（ACF）などのプラグインを使えば、より直感的に管理画面をカスタマイズすることも可能です。
「ただの投稿ページ」を「柔軟なコンテンツ表示ツール」へと進化させるためにも、ぜひ自作テーマにカスタムフィールドを組み込んでみてください！
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ACFの導入方法や基本的な使い方については、
【初心者向け】Advanced Custom Fields（ACF）の基本と使い方をわかりやすく解説
をご覧ください。