metaタグの基本とSEOにおける役割

metaタグは、HTML文書の情報を検索エンジンやブラウザに伝えるための重要な要素です。適切に設定することで、検索結果での表示内容が最適化され、アクセス向上にもつながります。本記事では、metaタグの基礎とSEOにおける役割をわかりやすく解説します。
あわせて、テーマファイルの編集方法をまとめた
「WordPressでテーマファイルを編集する方法(初心者向け)」
も参考として役立ちます。
Contents
metaタグとは
metaタグは、HTMLの<head>内に記述し、ページの属性情報(メタデータ)を検索エンジンやブラウザに伝える役割を持っています。内容は画面には表示されませんが、SEO・SNS・ブラウザ挙動の制御の基盤となるため、Web制作に欠かせない存在です。
SEOに関わる主要なmetaタグ
1. meta description(ページ概要)
検索結果に表示される「説明文」を指定します。適切に設定することでクリック率(CTR)の向上につながります。
ポイント
- 120〜150文字程度が推奨
- ページ内容と一致した自然な説明を記述
descriptionの書き方が不適切な場合、検索エンジンが他の文章を自動抽出することがあります。
2. meta keywords(現在はほぼ利用されていない)
かつてはキーワードを伝える目的で使われていましたが、現在は主要検索エンジンが評価に使っていません。設定する必要はほとんどありません。
3. robots(インデックス制御)
検索エンジンに「インデックスして良いか」「リンクをたどって良いか」を伝えるタグです。
<meta name="robots" content="index, follow">よく使われる指示
index/noindexfollow/nofollownoarchive(キャッシュ表示を禁止)nosnippet(検索結果のスニペット非表示)
noindexの管理には、REST APIを含めたアクセス制御の理解も重要です。詳しくは
「WP REST API のアクセス制御方法」
でまとめています。
4. viewport(スマホ表示の最適化)
モバイル端末での表示に関する指定です。レスポンシブ対応には欠かせません。
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">5. charset(文字コード)
ページの文字コードを指定します。
<meta charset="UTF-8">WordPressテーマを編集する際には自動で挿入されますが、テーマカスタマイズを行う場合は、header.phpの構造を理解しておくと安全です。
参考:「WordPressテーマカスタマイズの基本と安全な作業手順」
SEOにおけるmetaタグの役割
1. 検索結果のクリック率向上
特にmeta descriptionは、検索結果でのテキストとして表示され、ユーザーがページを訪れるかどうかの判断材料になります。CTRの改善は検索順位にも間接的に良い影響を与えます。
2. 検索エンジンに内容を正しく伝える
robotsタグなどにより、クローラーの挙動を適切に制御できます。誤ってnoindexを設定すると検索結果に表示されなくなるため、運用時の確認が欠かせません。
サイト運用全般のミスを防ぐためには、WordPressでの調整ポイントを理解しておくと安心です。
参考:「WP_DEBUGの有効化とエラーログの見方」
3. SNSシェア時の見た目を整える(OGP)
SNSでURLを共有した際のタイトル・画像・説明文を制御するのがOGPタグです。metaタグと併用することで、記事の見栄えやCTR改善に寄与します。
WordPressでOGP画像を設定する方法は次の記事が参考になります。
「WordPressでOGP画像を設定する方法(AIOSEO・テーマでの実装)」
SEOで特に重要なmetaタグ一覧(まとめ)
| metaタグ | 役割 | SEO評価 | 備考 |
|---|---|---|---|
| meta description | ページ概要 | ★★★★☆ | CTR向上に有効 |
| meta robots | インデックス制御 | ★★★★★ | 運用ミスに注意 |
| viewport | モバイル最適化 | ★★★★★ | スマホ対応の基盤 |
| charset | 文字コード | ★★★☆☆ | 必須記述 |
| meta keywords | 旧仕様 | ★☆☆☆☆ | ほぼ不要 |
WordPressでmetaタグを管理する方法
1. SEOプラグインで一括管理(推奨)
AIOSEOなどのSEOプラグインを利用すると、meta description・OGP・robotsの設定を記事ごとに管理できます。
プラグイン全般の導入と管理は、以下の記事で基礎を解説しています。
「WordPressプラグインの基本と安全な使い方」
2. テーマ側で個別に調整する方法
header.phpに直接記述する方法もあります。ただしテーマ更新で上書きされるため、子テーマでの管理が推奨です。子テーマの作り方は以下が参考になります。
参考:「子テーマの作り方とfunctions.phpを安全に編集する手順」
まとめ
metaタグは、SEO・SNSシェア・ブラウザ挙動など、Webページの基礎設計を支える重要な要素です。特に、以下の3つはSEOに非常に大きく関わります。
- meta description(検索結果のCTR向上)
- meta robots(インデックス制御)
- viewport(モバイル最適化)
WordPressではSEOプラグインを活用することで、metaタグを効率的に管理できます。サイトの品質向上のためにも、基本を理解し、正しく使い分けることが大切です。

