関連記事の表示方法【WordPressでの実装と工夫】

関連記事の表示例|WordPress記事下に並ぶ関連記事リストのイメージ図
WordPress記事下に表示された関連記事リストのイメージ

ブログを運営していると、「関連記事をどう表示するか」で悩む方は多いのではないでしょうか。
関連記事は読者にとって関心のある記事を自然に案内できるため、回遊率や滞在時間を伸ばす効果があります。

本記事では、WordPressで関連記事を表示する方法を、初心者向けに解説していきます。

なぜ関連記事を表示するのか?

関連記事を表示するメリットは主に3つです。

  • ユーザー体験の向上:興味関心の近い記事を案内できる
  • PV数の増加:読者が他の記事も読んでくれる
  • SEO効果:内部リンク構築につながる

例えば、同じカテゴリーに属する記事を表示するだけでも、読者が求めている情報へスムーズに誘導できます。

WordPressで関連記事を表示する主な方法

1. プラグインを使う方法

初心者でも簡単に導入できるのがプラグインです。代表的なものに以下があります。

  • Yet Another Related Posts Plugin (YARPP)
    高機能でカスタマイズ性が高い関連記事プラグイン。
  • Contextual Related Posts
    コンテンツ内容を解析して関連記事を抽出。
  • Jetpack
    サイト統計やSNS連携などと一緒に関連記事表示機能を提供。

プラグインを導入するだけで、記事下に関連記事を自動的に出せます。

2. テーマ機能を使う方法

最近のテーマには、関連記事表示機能が標準搭載されていることも多いです。
CocoonやSWELLなどは、記事下に自動で関連記事を表示できる機能があります。

テーマに備わっているなら、まずはそれを利用するのがおすすめです。

3. 自作コードで実装する方法

より自由にデザインや表示ルールを決めたい場合は、PHPコードで関連記事を呼び出せます。

例えば「その投稿が属するカテゴリーの記事」を関連記事として表示したい場合、以下のようなコードを利用できます。

<ul class="related-articles">
  <?php
    $categories = wp_get_post_categories(get_the_ID());
    $args = array(
      'category__in'   => $categories,
      'post__not_in'   => array(get_the_ID()),
      'posts_per_page' => 5,
    );
    $related_posts = get_posts($args);
    foreach($related_posts as $post) :
      setup_postdata($post);
  ?>
    <li><a href="<?php the_permalink(); ?>"><?php the_title(); ?></a></li>
  <?php endforeach; wp_reset_postdata(); ?>
</ul>

シンプルですが「同じカテゴリーの記事を関連記事として表示」する仕組みが実現できます。

関連記事を表示する際の工夫

  • カテゴリーやタグを活用
    → 関連性が高い記事を抽出しやすい
  • アイキャッチ画像を表示
    → 視覚的に目に入りやすくなる
  • 記事数を絞る
    → 多すぎると逆に読まれにくい

関連記事と内部リンクの関係

関連記事は単なる「便利機能」ではなく、内部リンク戦略の一部でもあります。

例えば、以下の記事も合わせて参考にしてみてください。

関連記事と合わせて内部リンクを整理することで、ブログ全体の構造が分かりやすくなり、SEOにも好影響を与えます。

まとめ

WordPressで関連記事を表示する方法は大きく分けて3つあります。

  1. プラグインを使う
  2. テーマ機能を使う
  3. 自作コードで実装する

自分のブログ運営スタイルに合わせて選び、ユーザーに「次に読む記事」を提案できるブログにしていきましょう。