All in One SEO / Yoast SEO の設定手順と使い分け【WordPress初心者向け】

WordPressでSEO対策を行うには、専用のプラグインが非常に便利です。中でも代表的なのが「All in One SEO」と「Yoast SEO」。
この記事では、それぞれの初期設定手順と、どちらを選ぶべきかの使い分けポイントを解説します。
Contents
✅ 1. All in One SEO(AIOSEO)の特徴と初期設定
◾ 特徴
- シンプルかつ多機能
- 日本語対応あり
- WooCommerceやローカルSEO機能が強い
- SNSやOGP設定が分かりやすい
◾ 初期設定手順
- WordPress管理画面から「プラグイン」→「新規追加」
- 「All in One SEO」で検索してインストール&有効化
- サイドバーに「All in One SEO」が追加される
- 初回起動時のウィザードに沿って基本設定
- 投稿・固定ページの下部にSEOメタボックスが表示される
◾ よく使う機能
- meta title / description の設定
- OGP(SNS連携)画像の設定
- XMLサイトマップの自動生成
- robots.txtの編集(Pro版)
✅ 2. Yoast SEOの特徴と初期設定
◾ 特徴
- オランダ発の世界的SEOプラグイン
- 文章の可読性やSEOスコアを自動で判定
- 内部リンクやキーワード分析機能が充実(有料)
- GoogleやBing連携のセットアップが簡単
◾ 初期設定手順
- 「Yoast SEO」で検索し、インストール&有効化
- 初回ウィザードでサイトタイプや表示形式を設定
- 投稿画面下部にYoastの設定ボックスが表示される
◾ よく使う機能
- SEO分析と可読性スコア表示
- meta情報の設定
- パンくずリストの設定(テーマ連携が必要)
- schema.org構造化データの自動生成
✅ 3. どっちを選ぶ?使い分けのポイント
比較項目 | All in One SEO | Yoast SEO |
---|---|---|
操作のしやすさ | ◎ シンプルで直感的 | ○ やや情報量が多く慣れが必要 |
SNS連携 | ◎ OGP設定が柔軟 | ○ Facebook設定はやや複雑 |
日本語対応 | ◎ 完全日本語化済み | △ 一部英語表記が残る場合あり |
SEO分析機能 | △ 無し(Pro版で一部対応) | ◎ 無料でも基本スコア表示あり |
サイトマップ | ◎ 高機能で設定も簡単 | ◎ 問題なく生成される |
有料版の強さ | ◎ 多機能かつ価格が良心的 | ○ 高機能だがやや高価 |
✅ 4. 個人的おすすめ(ケース別)
- 初心者〜中級者でSNSや見た目重視 → All in One SEO
- SEOスコアチェックやコンテンツの最適化もしたい → Yoast SEO
- WooCommerce連携やローカルSEOが必要 → All in One SEO Pro
- グローバル対応サイトを運営 → Yoast SEO Premium
✅ 5. 注意点:両方を同時に使わない!
AIOSEOとYoast SEOは競合するプラグインです。
同時にインストール・有効化すると、meta情報が重複し、SEO的に悪影響を及ぼす可能性があります。
必ずどちらか1つだけを使用しましょう。
✅ まとめ
SEO対策は、プラグインをうまく活用することで大きな成果につながります。
「All in One SEO」と「Yoast SEO」はどちらも優秀ですが、自分の目的やスキルに合わせて選ぶことが大切です。
記事の書き方・画像設定・構造化データの強化など、SEO対策を総合的に進めていきましょう!