WordPressが真っ白になったときの対処法まとめ【初心者向け】

WordPressの管理画面やサイトが突然“真っ白”になってしまった経験はありませんか?
これは俗に「ホワイトアウト」現象と呼ばれ、原因はさまざまです。
本記事では、WordPressが真っ白になったときの主な原因とその対処法を初心者向けにわかりやすくまとめました。
Contents
✅ よくある原因と対処法
1. プラグインの不具合
最も多い原因のひとつが、プラグインの競合やエラーです。
対処法:
- FTPやサーバーのファイルマネージャーで
wp-content/plugins
フォルダにアクセス - 該当フォルダの名前を一時的に「plugins_backup」などに変更してみましょう
- それでサイトが復活するなら、プラグインが原因です
→ 関連記事:
👉 WordPressのおすすめプラグインまとめ【初心者〜中級者向け】
2. テーマの不具合
テーマファイルが壊れていたり、functions.phpの記述ミスなどで画面が真っ白になることも。
対処法:
- FTPで
wp-content/themes
にアクセス - 使用中のテーマフォルダ名を変更して、WordPressが自動でデフォルトテーマ(twentytwenty系など)に切り替わるか確認
- 復旧したら、テーマの修正または再インストールを検討
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👉 functions.phpに書ける便利なカスタマイズ集【コピペでOK!】
3. PHPバージョンの不一致
サーバー側のPHPバージョンが使用しているテーマやプラグインに対応していないと、エラーで真っ白になることがあります。
対処法:
- レンタルサーバーの管理画面から、PHPのバージョンを確認・変更できます
- 通常は「7.4」や「8.1」あたりが安定動作しますが、利用テーマの推奨バージョンを確認しましょう
4. .htaccessファイルの破損
リダイレクト設定などを書き換えた結果、エラーになるケースです。
対処法:
.htaccess
ファイルをFTPでダウンロードしてバックアップ- 一時的に削除して、管理画面にアクセスできるか確認
- 復旧後、管理画面の「設定」→「パーマリンク設定」で再生成可能
5. WordPress本体のファイル破損
何らかの操作ミスやアップデート失敗で、WordPress本体のファイルが破損している場合もあります。
対処法:
- WordPressの公式サイトから最新版をダウンロードし、
wp-content
とwp-config.php
以外のファイルを上書きアップロードします - これで構造を維持したまま修復が可能です
🛠 それでも解決しない場合は?
- エラーログを確認:サーバーの「エラーログ」や
wp-config.php
にdefine('WP_DEBUG', true);
を記述してエラー内容を確認しましょう。 - バックアップから復元:復旧できない場合は、バックアップを使って復元するのも選択肢のひとつです。
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👉 BackWPupでWordPressサイトをバックアップする方法【初心者向けガイド】
🔒 予防策も大切!
- テーマやプラグインの更新前にバックアップをとる習慣をつけましょう
- functions.phpや.htaccessなど、重要ファイルの編集は慎重に!
- テスト環境(ステージング)で変更を試してから本番へ反映するのが理想です
まとめ
WordPressが真っ白になると焦ってしまいますが、ほとんどの場合は冷静に対処すれば復旧可能です。
本記事の対処法をチェックし、今後の予防にもぜひ役立ててください。